鉄分を摂るとどんな効果が?

鉄分の主な働きと効果1「ベビ待ち期・妊娠中」

鉄分の主な働きと効果1「ベビ待ち期・妊娠中」

鉄分といえば多くの方は「血液」や「貧血」との関係を思い浮かべると思います。そのイメージ通り、鉄分は赤血球をつくっているヘモグロビンの成分になっています。鉄分は大切な血液の材料なのです。そのため、お腹の赤ちゃんの発育に伴い、たくさんの血液が必要になる妊娠中は、欠かすことの出来ない栄養素といわれています。
一般に、妊娠中には貧血が起こりやすい<※>といわれますが、妊婦さんの貧血は決して楽観視できるものではありません。ひどくなると、赤ちゃんの発育が心配される他、出産時に血が止まらなくなることもあります。
妊娠したら鉄分補給!はもちろんですが、妊娠を希望している時からもいつ授かっても良いようにしっかり鉄分補給しておきましょう。特に、貧血気味の方は積極的な摂取が望まれます。

<※>妊娠中の貧血について
妊娠中期に入ると、約半分近くの妊婦さんに貧血がみられるといわれています。ひどくなると、めまい・疲労感などの体調不良を招く他、出産時に起こる出血トラブルへの対応が心配されます。

鉄分の主な働きと効果2「出産・授乳期」

母乳は白い色をしていますが、実はママの血液が変化したものです。つまり「母乳=ママの血液」ということ。ですから、妊娠中だけでなく授乳中にもたくさんの血液が必要になります。そして、血液の主な材料となっているのは鉄分です。したがって、赤ちゃんに栄養満点の母乳をたくさん飲ませてあげるためには、その分だけ、たくさんの鉄分が必要になります。
また、産後に起こりやすいめまいや体調不良の多くには鉄分不足が関係しているといわれています。毎日、元気に育児するためにも、積極的に鉄分を摂るようにしましょう。

鉄分の主な働きと効果3「一般的な作用」

体内に取り込まれた酸素は血液中のヘモグロビンによって全身に運ばれていますが、このヘモグロビンを構成している主成分が鉄分です。そのため、鉄分が不足すると、ヘモグロビンがうまくつくられなくなったり、働きが悪くなったりして、体が酸素不足の状態になってしまいます。酸素が行き渡らなければ、各器官は本来の働きを発揮できません。たちまち、あらゆる不調が発生してしまいます。鉄分はそれくらいヒトの生命活動に関わっている重要な栄養素なのです。